活動実績
地域に密着した奉仕活動の展開
~別府中央ロータリークラブ過去15年間の主要実績~
1.チャーターナイト記念事業
- ● 「鶴見岳一気登山」下山用道標の整備
- この一気登山が将来別府ならではの名物として定着できることを夢みて、できるだけ協力することに努め、その一環として下山用道標を整備した。(1989~90年度に工費約70万円を投資して50本を新設)
- ●養護施設「栄光園」児童に対する愛のワクチン接種
- 1989年から1993年にかけて延べ150人以上の児童に水痘・風疹・おたふくかぜのワクチンを接種し、子ども達の疾病予防に貢献した。
2.「もみじ谷」植樹開始(平成2年11月4日)
3.創立5周年記念事業
- ● 「マルチェラ・クルデリ/山崎 孝ピアノ連弾リサイタル」
- ①入場者約600人、市民の感性を育むことに役立った。
②もみじ谷の植樹推進のための奉仕演奏会であり、益金の一部(405,000円)を植樹費用にあてた。
③日伊親善をローカルに行ういい機会であった。
4.創立10周年記念事業
- ● 平成2年より継続実施している「もみじ谷植樹」の一層の進展を図るため、「MPO法人・別府もみじ谷トラスト機構設立」の検討をはじめた。
- ● 青少年に友愛の楽しみを育むインターアクト・クラブの結成
- 「別府女子短期大学付属高等学校 インターアクト・クラブ」
- ● 明日の別府を担う少年少女のための小冊子「油屋熊八物語」発行
- 子どもに夢と感動を与える奉仕は未来への投資であるが、別府観光の父である油屋熊八翁の物語を子ども向けに書き、2000部発行して市に寄贈した。

5.ロータリー理解推進月間記念事業(2000年1月)
- ●一般向けのわかりやすいロータリー解説書「ロータリー物語」発行
- 2000部を発行して、図書館をはじめ各方面へ寄贈した。

6.創立15周年記念事業
- ●ロータリー物語」改訂版発行(ロータリー100周年を前に2000部発行)
【目次】
1.ロータリーとは
2.ロータリーをつくった人、~ポールハリスの生い立ち~
3.ロータリーの誕生とその成長
4.日本のロータリー
5.ロータリーの目的と使命
6.ロータリー・クラブと地域社会
7.国際ロータリーという大きな組織
8.ロータリー100年の歩み
9.ロータリーの主な業績
10.今こそロータリーを必要とする時代
B5版 39頁

上記「ロータリー物語」を差し上げます。
ご希望の方は、別府中央ロータリー事務局までお気軽にご連絡下さい。TEL 0977-23-9000
FAX 0977-23-9019
E-mail info@beppu4rc.jp
7.「もみじ谷植樹」の夢と現状
別府もみじ谷は阿蘇くじゅう国立公園第二種特別地域の入り口にあたる、大分県別府市大字南立石字温水及び字木オトシの一帯約30ヘクタールの地域及び関連する地域(もみじ谷)に、モミジ及び広葉樹を植栽育成し、別府観光の生命線、日本一の温泉の水源である朝見川源流地域の環境を保全し、それを市民生活の中に生かしながら、後世に伝え、将来は、「別府もみじ谷公園」として、市民・県民・国民並びに他国からの来訪者の憩いの場となすとともに、美しい自然を誇りとする別府市民憲章の理念実現に寄与することを大きな目的とし継続されています。
この事業は1990年平成2年11月4日に別府中央ロータリークラブ会員の手により、第1回目の植樹が実施されました。途中何度も台風と害獣による被害はありましたが、現在約5,000本(植栽の凡そ三分の一)が、生育していると思われます。
この谷は朝見川の源流地域であり、大切な温泉の水源でもあります。それ故、モミジの植樹によるこの谷の環境保全は、温泉都市別府の生命線に関る大切な必須事業と言えます。
また、この谷を北側から俯瞰する形で湯布院方面へ行く(別府~一宮)道路が走っています。将来この30ヘクタールの谷全体がモミジで覆われた時、秋の紅葉時はもちろん、初夏の若葉、盛夏から初秋の照葉と、その景観は日本随一のものとなるでしょう。
別府中央ロータリークラブの社会奉仕事業として、クラブ会員、陸上自衛隊別府駐屯地曹友会、一般市民ボランティアの奉仕活動が年3回定期的に行われて苗木の成育を続けて来ましたが、ロータリークラブの社会奉仕事業の基本理念として、当該事業の安定を見るまでの奉仕活動を事業の主たる目的とするところがあります。30余年を経て、当事業の基礎となる部分、壮大な当事業が継続されるための基礎はほぼできあがったものと別府中央ロータリークラブでは判断を致しまして2006年7月に事業継続の為の管理運営を「非営利活動法人 別府もみじ谷トラスト機構」に託しました。
本事業の管理運営は「別府もみじ谷トラスト機構」に託しましたが、事業開始当初の目的である「美しい自然を誇りとする別府市民憲章の理念実現に寄与すると言う大きな目的」が成就されるまで、また、これまでの別府中央ロータリークラブの多大な貢献をおろそかにしないためにも、今後も一年に3回の奉仕作業の継続と苗木の費用は別府中央ロータリークラブが拠出いたします。